日本の就職活動において、多数の企業が集まる合同企業説明会が、学生と企業のファースト・コンタクトになっていると思います。
タイにおいて合同企業説明会にあたるイベント、Job Fair(ジョブフェアー)に行ってきました。
私が今働いている会社COMTEX BANGKOKではタイ人プログラマーを募集しています。
今回は、初めてジョブフェアーに参加するので、どんな雰囲気なのか様子見を兼ねて行ってみました。
ブースが割り当てられるので、そのスペース内で陣をとります。
ブースの装飾は、弊社のプログラマーが目にも留まらぬ超高速でデザインをし制作してくれました。素晴らしいですね(スタッフ自慢w)
上の写真のとおり、学生は私服。
日本みたいに皆同じようなリクルートスーツを着ているのが滑稽に思えてきます。
会場は、大学ないの体育館のような場所なので、学生たちは講義のついでに来ている感があります。
朝から夕方ぐらいまで開催されるのですが、時間によって波があります。
ブースに訪れた学生が興味をもってくれたら、履歴書を置いて行きます。
履歴書を置いていった学生と、その後連絡をし、面接。という流れになります。
今回のジョブフェアーにかかった費用は、参加費とブース装飾費。
その後、学生と面接したり、採用したりする際に、新たに費用がかかることはありません。
正直なところ、他の参加企業が名だたる大企業ばかりであったため、学生が弊社ブースに興味を持ってくれたほうが奇跡だと予想していました。
しかし、予想していたよりは興味を持ってくれた学生は多く、履歴書を置いていってくれた学生も多かったです。
また、日本の合同企業説明会とは決定的に異なったことは、リクルートスーツを着ていないことの他に、タイ以外の国籍の学生(留学生)も、弊社に応募してくれたこと。
外国の大学に通い、さらに外国の企業に外国で就職活動。
私自身が就職活動をしている時を思い返しても、到底思いつかないことです。
そのハングリー精神というか、チャレンジ精神、それらは自分をはじめ多くの日本人が負けているでしょう。
これからの時代、そういったチャレンジ精神旺盛で英語もできる人材が増えるのは明らかでしょう。
私も含め、日本人も同じ土俵で戦う日も、そう遠くないはずです。
日本人が淘汰される、ひとつのストーリーが見えてしまったジョブフェアー
もっと努力しようと誓ったジョブフェアーでもありました。