タイ在住の方で、来タイした日本人のタイ観光のアテンドで、定番のひとつがアユタヤではないでしょうか。アユタヤの遺跡群は世界遺産にも登録されており、歴史を感じる遺跡群に圧倒されます。
そんなアユタヤに何回も行っているボクの定番の4つの寺院を紹介します。
アユタヤについて
定番の観光スポットを紹介する前に、アユタヤについてまとめると、、
- 日本の室町時代〜江戸時代の時期にあった、タイの王朝
- 当時、国際貿易で豊かな国だった
- 貿易で蓄えた富によって、寺院も多く建立された
- 隣国ビルマの侵攻によって滅ぶ
貿易によって繁栄したアユタヤ王朝でしたが、隣国ビルマの侵攻によって滅んでしまいました。その際、寺院や仏像など徹底的に破壊され、今の遺跡となっています。
アユタヤ遺跡群には、破壊された首がない仏像が、今もなお多く残されています。
首がない仏像に顔をのせたり、むやみに仏塔に登るのはNGです。
現地には、日本語による注意書きがあるので、それらの点に気をつけて観光しましょう。
それでは、ボクの定番の4つの寺院を紹介します。
ワット・チャイ・ワタナラーム
1つ目は、アユタヤ遺跡群のなかで、一番美しいと言われる、
ワット・チャイ・ワタナラーム。
カンボジアのアンコールワットの様式に似たつくりで、回廊や仏塔があり、首のない仏像が多く並んでいます。
ワット・マハタート
2つ目は、ガイドブックの表示にもなっているこちらの仏頭がある寺院。
ビルマ軍による侵攻によって破壊された仏像の頭部が、長い年月を経て、木の根とからみあいました。
ここも徹底的に破壊され、頭部がある仏像は、修復されたものだそうです。
この仏像の背後には、バンコクのワット・アルンほどの高さがある仏塔があったとされますが、破壊され今の状態になったそうです。
ワット・プラ・シーサンペット
3つ目は、アユタヤ王朝の歴代の王が眠るとされる寺院、ワット・プラ・シーサンペット。3つの仏塔は、それぞれ王の墓とされているそうです。
今となっては柱や、柱の台座を残し、大きな寺院があったことだけをうかがわせます。
ワット・ローカヤ・スター
最後に、涅槃仏が建立された、ワット・ローカヤ・スター
バンコクのワット・ポーにも涅槃仏があり、ここも昔は屋根などがあり、大きな寺院だったようです。
地図
いかがでしたか?今回紹介した4つの寺院のマップです。
現地の移動手段
アユタヤ遺跡群は、見どころが点々としており、徒歩で回るのはおすすめしません。
移動手段としてトゥクトゥクをオススメします。
レンタル自転車もありますが、暑いので疲れますし、水分補給もしないと熱射病になります。
トゥクトゥクの料金は、1時間200バーツ〜300バーツと言われていますが、
最近は、1時間300バーツが相場のようです。
今回紹介した4つの寺院を回るには、おおよそ3時間ほど。
3時間×300バーツなので、900バーツが言い値です。
しかし、100〜200バーツぐらいは交渉の余地がありました。
くれぐれも、トゥクトゥクをチャーターする際は、乗車する前に、
時間・人数・料金の3つを運転手と確認しましょう。
楽しかったアユタヤ観光も、トゥクトゥクを降ろされてからトラブルになり、後味が悪いものになりかねません。
それでは、良い休日を。