イサーン地方の伝統的イベント ウボンラチャタニのロウソク祭りに行ってみた


タイ東北地方にあるウボンラチャタニー県で開催される、伝統的なロウソク祭りに行ってきました。
精巧で巨大なロウソクがは圧巻です。

精巧で巨大なロウソクが集まる!

ロウソク祭りのメインストリートに向かっている道中、ロウソクのオブジェが、トラクターに牽引されていきなり登場。

ズン

ズンズン

胸が強調されたガルーダ?を先頭に、

馬や神話に出てくるような生き物を引き連れています。

ちなみに、富山生まれ富山育ちのボクには聞き馴染みのあるトラクターのエンジン音が響き渡ります。

ちなみにトラクターは日本でもおなじみのクボタ製。

ロウソク祭りのメインストリートでは、オブジェがズラリと並んでいます。

彫刻を施されたロウソクのオブジェがいくつも飾られています。

夜はライトアップされ、昼間より荘厳な雰囲気になります。

口から霧が出る特別仕様もありました。

ロウソクのオブジェはおおまかに2タイプあり、
こちらは、彫って製作したタイプ。

こちらは、型にロウを流し込んでパーツをつくり、いくつも組み合わせたタイプ。

精巧に製作された小さなパーツを、気が遠くなりそうなくらい多く用いられています。
ちなみに、ロウソクのオブジェ1つで、おおよそ約90万バーツするそうです。
(個体差はありますが)

90万バーツか・・・

この日はあいにくの雨で、ロウソクのオブジェが雨に打たれていました。
ロウソクなので、雨にぬれても溶け出しませんが、暑いときは溶けてしまうらしいです。

ロウソク祭りの起源

ロウソク祭りの起源は、お寺にロウソクを寄進したことが始まりだそうです。

この時期、全ての仏教徒はお寺から出ずに、夜もお経を唱えるそうで、昔は電気の明かりがなかったため、ロウソクの明かりでお経を読んだそうです。
そのためロウソクが多く必要となり、寄進したことが祭りになったそうです。

今でもロウソクをお寺に寄進する文化は残っており、街の仏具屋さんではロウソクやお供え物が売りだされます。

彫刻が施されたものは1本2000バーツ以上します。

ボクは一番スタンダードな2本で150バーツのロウソクを買いました。

この後、お寺に寄進しました。

今ではタイ東北地方(イサーン)各地でロウソク祭りがありますが、ウボンラチャタニー県が元祖だそうです。

パレードで舞踊もあり

昼間は、パレードがあり、各ロウソクのオブジェと、舞踊が披露されました。

日本で例えると、盆踊りみたいな感じでした。

ここでもトラクターが大活躍で、オブジェがねり歩きます。

なかにはマッドマックス感あふれるトラックも。

さいごに

いつものウボンラチャタニーは静かで田舎感あふれる落ち着いた街ですが、ロウソク祭りの際は、ごった返します。
道路も渋滞するので、ロウソク祭りのメインストリート近くに宿をとるといいでしょう。

ウボンラチャタニーでの宿泊予約はアゴダがオススメです。

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