カンボジア 元は収容所だった虐殺博物館に行ってきました


カンボジアは過去に、約4年の間で300万人以上の人が大虐殺された歴史があります。
プノンペン市街の真ん中に、虐殺博物館「トゥール・スレン」があります。
この施設で、多くの人が拷問され殺害されました。

もとは、学校だった施設ですが、大虐殺が行われるようになると、強制収容・拷問・処刑が行われる地獄のような施設になってしまいました。
今は、大虐殺の歴史を伝える虐殺博物館となりました。


施設内はこのような注意書きがあります。
おそらく「笑うな」「大声でおしゃべりするな」という意味でしょうか。
しかし、もちろん笑えませんし、誰とも喋りたくもない施設です。

施設の中

当時の状況のまま残されています。

この施設が暴かれたときの写真が掲げられています。

床は血のあとかと思われる跡が無数にありました。

有刺鉄線が、その当時を思い起こさせます。

殺害する前、写真を残していたそうです。それら写真が展示されています。

教室だった部屋を、レンガを積み、独房としてつかった部屋。


精神的に、あまり長くは居れないところでした。
まだ殺害された人たちの、想いがまだまだ残る場所です。

はじめの頃は、この場所で多くの人が殺害されていましたが、遺体の場所がなくなり、キリングフィールドへ運ばれるようになりました。

場所・行き方

プノンペン市街のど真ん中にあります。
トゥクトゥクで、キリングフィールドと合わせて25ドルでした。

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