タイの観光案内本には、必ずといっていいほどスリや詐欺に注意するように書かれています。
つい先日、知人がスリ被害にあってしまったので、皆さんもお気をつけください。
スリの手口と、スリにあったときの話です。
スリの手口
おそらくBTSトンロー駅が犯行現場のようで、スカイウォークの監視カメラの死角となっている通路でやられた可能性が高いようです。
改札を出た直後、前を歩いていた人(おそらくグル)が急に立ち止まり、後ろを歩いていた人(実行犯)がぶつかったので、その時があやしいと思われていましたが、後で監視カメラを見たときには、ちがっていたようです。
よくあるケースとして、このような手口もあるので気をつける必要があります。
前の人が急に立ち止まっても、華麗にスッとかわしましょう。
エスカレーターの降り口でも、この手口が流行ってたときもあるようです。
スリにあってからの対応
まずは、クレジットカードやデビットカード、キャッシュカードを止めるため、各銀行やカード会社に連絡。
そして警察に被害にあったことを届け出ます。
トンロー警察署で受け付けているそうで、ここでBTSの監視カメラの映像を見れる許可をもらえます。
BTSの監視カメラは、サイアム駅で全ての映像が見ることができるそうです。
今回の犯行現場とみられるトンロー駅の映像も、サイアム駅で見ることができるそうです。
タイ観光警察には、日本人の担当者がいるようですが、BTSの監視カメラの映像を見れる許可が得られないそうです。
トンロー警察署
電話:02-390-2240
犯行の傾向
最近、プロンポンからトンローの周辺で、スリ被害が多いようです。
犯人は、カンボジア人やミャンマー人などの、タイ国外からの人間のようです。
バンコクは日本人も多く、日本食レストランも多く出店していて、日本にいるのと変わりない生活をおくれてしまいますが、油断は禁物です。
被害にあっているのは日本人も多いようですので、皆さんも十分にお気をつけ下さい。
対策としては、現金は分けて持つ・多額の現金を持ち歩かない・カバンは自分の前におく、などが考えられます。