皆さん、大学をはじめ、学校の卒業式の思い出はありますか?
タイの国立大学では、王族の方から一人づつ卒業証書を授与されるため、念入りなリハーサルが行われます。
今回はタマサート大学の卒業式のリハーサルに行ってみたのですが、日本ではまず見ない光景でした。
大学周辺から大混雑
いきなりですが、大学周辺からこの混雑具合。
大渋滞で歩いたほうが早い状態。
入り口付近は、バルーンなどのリア充グッズが売られていて、遠目から見る分には、ほんの少し楽しそう。
普通に暑いのに、人混みのムンムンとした感じがさらに暑いです。
本屋さんがあったので、冷気に誘われてついつい用もないのにお邪魔してしまったのですが、このアリさま。
立ち読みどころか、本じゃなくてスマホに夢中。
しかも超座ってる。
気持ちはわかる。
サバーイよね。
校内もお祭り騒ぎ
いざ、校内に入ってみると、
人とバルーンしか見えない。
熊本県出身のあの方も来場。
なんかちがくねぇ??w
卒業式にリハーサルがあるワケ
タイの国立大学では、王族の方から1人づつ卒業証書が授与されます。
そのため、念入りなリハーサルが行われます。
タイには不敬罪があるぐらいですから、王族の方に対しての無礼は許されません。
また、卒業式当日は、服装・髪型・化粧も厳しく決められていてるそうです。
リハーサルでは、服装等について当日より厳しくないらしく、
家族と友人たちと記念写真を撮るのは、リハーサルに行うケースもあるのだとか。
そのために個人もしくはグループでフリーランスのカメラマンを雇って、記念写真を撮るそうです。
リハーサルの大学校内にカメラマンがたくさんいて、バシバシシャッターを切っていました。
FacebookなどのSNSに、卒業したタイ人のポストで、やたらクオリティーの高い写真が投稿されているのはこのせいのようです。
聞いたところによると、カメラマンを雇う相場は3000バーツからだそうで、5000バーツが最も多いそうです。
こんな超混雑した状況で写真を撮るのは、かなり重労働です。
大学を出て、王宮前広場がありますが、そこも人が溢れでています。
ほとんど荷物をもたず、歩きまわっただけでクタクタです。
こんなに芝生と木漏れ日が気持よく感じたのは初めてです。