あけましておめでとうございます。どのような年越し・年明けをお過ごしになりましたか?私はホアヒンで開催されたトッププロ6選手が出場した、World Tennis Championship 2015を観戦してきました。
選手との距離がとても近くて、いい年末年始を過ごせました。
2014年の大晦日から、2015年1月2日にかけて開催されたWorld Tennis Championship 2015は、トッププロが6選手のみ出場した大会です。
出場選手は6選手のみ。いずれの選手も、世界ランキング20位以内のトッププロです。
- ミロシュ・ラオニッチ
- ダビド・フェレール
- トーマス・ベルディッチ
- リチャード・ガスケ
- ジョン・イスナー
- ファビオ・フォグニーニ
会場は、タイのリゾート地として有名なホアヒン(Hua Hin)。タイ国王であるプミポン国王はホアヒンが好きで、以前はバンコクの王宮にお住まいになられていたところ、ホアヒンにお住まいになられたそうです。
開会式では、プミポン国王がテニスをされておられた際の写真が掲げられ、キングアンセムが歌われる際には、選手・観客・大会関係者全員が起立し、敬意を表しました。
この大会で最も良かったのは、選手との近距離!
VIPシートの観客じゃなくても、ここまで行けました!
(タイだからセキュリティが甘々なのかもしれない?w)
ラオニッチが超優しい!
観客にセルフィー(自撮り)を頼まれても、イヤな顔する気配もなく、ひとりひとり丁寧に撮ってくれました!(なにげに私も撮ってもらった)
練習コートでラオニッチが練習していたときは、観客席の真横だったので、ものすごく距離が近い!
この大会は、ランキングに影響するツアーの大会ではないため、選手達は来季に向けて調整として出場している面もあるでしょう。
そのためか、フェレール対ガスケの試合は、それほどいい試合ではなかったです。
しかし、ファビオ・フォグニーニ対ジョン・イスナーの試合は、ファビオの珍プレーと、イタリア人気質の陽気なパフォーマンスで会場を笑顔につつみました。
この大会ではイーグルアイ(コンピュータによるボールの追跡)がないので、チャレンジ(選手がボールの審議をイーグルアイで検証できる権利)がないのですが、ファビオは「今のボールはチャレンジできるよね?」といった場面もありました(笑)
1月1日のファビオ対ラオニッチ戦では、ファビオが明らかに調子悪く、カウントダウンで飲み過ぎたのかと思わせるぐらいで負けてしまいましたが、試合終了後のファンサービスもよかった印象です。
正直なところ、これまでファビオのことを知らなかったのですが、この試合でファンになりました(笑)
試合の合間には、インタビューアーとしてタイの元プロテニスプレーヤー、パラドン・スリチャパンが登場!
私が中学〜高校の一番テニスに没頭していた時期に、活躍していた選手なだけに、まさかあのパラドンが生で見れるなんて思ってもみなかったので、びっくりしました。
そして、当たり前ですが、パラドンがタイ語を喋ってることが、なんだか新鮮でした(笑)
会場の収容人数が多くなかったですが、それ以上に観客動員数が絶対に少なかったです。
その分、ラオニッチがセルフィーしてくれたように、選手との距離が近い大会だったので、とても満足です!
また開催されるときは、必ず行きたい大会です。
ファビオもまた出場してくれないかな〜
以下、試合中の選手たち。
ダビド・フェレール
リチャード・ガスケ
ファビオ・フォグニーニ
ジョン・イスナー
トーマス・ベルディッチ
ミロシュ・ラオニッチ