開発途上国などの子どもたちに、ボールを送り届けることで笑顔にしよう!という活動、PEACE BALL ACTION。
来る5月16日・17日に、タイ国境の町メーソットで現地の子どもたちのためにサッカー大会を開催します!
PEACE BALL ACTIONとは?
目的
開発途上国、被災地、紛争や革命が発生している国や地域、児童養護施設などで生活している子供たちに、サッカーボールを通して、生きる希望や喜びを与えることを目的とします。
このピースボールアクションは、日本の全国各地を始め世界に広がってきている社会貢献活動の一つです。
タイでの活動
タイホンダFCで活躍している、樋口大輝選手がPEACE BALL ACTION THAILANDの代表として活動を2014年7月から始めました。
樋口選手は「タイにお世話になっているし、その恩返しとして、そして日本人として何が出来るか?」という想いがキッカケとなり、選手である自身でボールを子どもたちに届け、一緒にボールを蹴ることを目指しました。
(樋口選手がバンコクの泰華孤児院の子どもたちにボールを届けたときの写真)
また、樋口選手自身が小さい頃に経験した、サッカー教室での胸の高鳴り、夢や希望を子どもたちに伝えたいといったことも、今回のサッカー大会を催すキッカケとなっています。
まだ僕がサッカーを始めて間もない頃、全く知らないブラジル人のサッカー選手が僕の地元でサッカー教室を開催しました。
その時の胸の高鳴りや目を輝かせて参加したことを、今でも鮮明に覚えています。
そういった記憶を辿ると、今サッカー選手である僕たち自身が、子供達にとっての夢や希望になれる、もしくはなっているのではないかと思うようになりました。
ピースボールアクション(サッカーボールを子供達に届ける活動)は、サッカーを通して子供達に夢や希望を持ってもらう、素晴らしい活動だと思います。
では、僕にしかできないピースボールアクションって何なのか?
それは、実際に選手である僕自身が現地へボールを持って行き、一緒にボールを蹴ることだと思いました。
そこにある想いは、僕の地元でサッカー教室を開いたブラジル人と同じです。
“僕たちが子供達の夢や希望になる”
開催を目前に控え、子供達の輝いた姿を見るのが今から楽しみです。
(引用元:大会まであと1週間!! ピースボールアクション メーソット サッカー大会&サッカー教室)
私もタイで仕事をさせてもらっているので、共感するところもあり、私も微力ながらお手伝いしています。
メーソット大会の概要
メーソットとは、タイ北西部ターク県にあるミャンマーとの国境の町です。
メーソットをはじめ、タイには移民や少数民族の子どもたちが、少なくとも50万人はいると言われています。
この移民や少数民族の問題は、タイだけではなくASEAN全体の問題でもあります。
メーソットには、ミャンマーからの移民や少数民族の子どもたちがいて、なかには国籍のない「ステートレス」の子もいます。
そんな困難な状況のなか、サッカーに強い情熱を持って毎日サッカーをしています。
(おくったボールでサッカーをするメーソットの子どもたち)
PEACE BALL ACTIONの活動をしていくうちに、様々な方と繋がっていき、
2015年5月16日・17日に、メーソットでサッカー大会と、サッカー教室を開催することになりました。
日程は、
16日は、サッカー大会。
現地の子どもたち252名が参加します。
17日は、サッカー教室。
樋口選手をはじめ、タイで活躍中の櫛田選手(チョンブリFC)、河村選手(TOT SC)、加藤選手(BBCU)も参加する予定です!
PEACE BALL ACTION THAILANDとしても樋口選手としても初めての試みであるため、企画・資金集め等、いろいろ試行錯誤しながらでしたが、おかげさまで協賛していただいたり、協力してくださる方がたくさん集まりPEACE BALL ACTIONチームもできました。
あと数日ですが、チーム一丸となって頑張っていきます!
本業の仕事もがんばります!