タイの言い伝えのひとつに、「ドリアンとビールを一緒に食べると死ぬ」と言われています。しかもけっこうマジ。実際に食べて検証するのはマジでやめろと言われたので、ビビリのボクは、混ぜてみるだけのしょうもない検証をしてみました。
禁断のドリアンとビールの組合せ?
科学的根拠はないらしいのですが、タイ人のほとんどが信じており、しかもけっこうマジでガチなレベル。
メントスとコーラ一緒に食べたら、ヤバいのは皆さんご存知かと思いますが、そのレベルで信じられていると感じます。
実際に、ドリアンとビールを食べて病院に搬送されたケースや、死亡したというケースも、耳にします。
ただし、本当にドリアンとビールのせいなのかは確証がないようです。
なんでダメなの?
科学的根拠がないそうなので、はっきりとした原因は定かではないですが、よく言われている説は、
「発酵してガスが、胃の中で大量に発生して吐いてしまい、嘔吐物が気管につまり、窒息」。
または「発酵して熱が発生し、体温が上がりすぎて、体温調整ができなくなってしまう」。
どちらにしても、キーワードは「発酵」のようです。
ドリアンとビールを混ぜて検証
「発酵」するとするのであれば、実際にドリアンとビールを混ぜて、発酵によるガスが発生するのか検証してみます。
ボクはビビリなので、実際に食べて検証はしませんがね。
用意するものは、ドリアンとビール。
ドリアンって、地味に高いんですよね、
先日、フルーツの産地で有名なチャンタブリに行った時に安かったので買ってきたものです。
けっこう日がたちすぎて、腐りかけで、超臭います。
ドリアンの食べごろのときの臭いはクサいとは感じないですが、さすがに熟しすぎてホチョホチョなのは、超クサイです。
すでに部屋中、ドリアン臭で超不快です。
ドリアンをコップに入れ、ビールを注ぎます。
もうすでに泡がコポっとして気持ち悪いですね。
ラップをして発酵したガスが発生するのか検証します。
比較するために、ドリアンを混ぜていない素のビールにもラップをします。
ものの1分で、ドリアンを混ぜた方のラップがパンパンに膨れました。
比較のために影を強くして見てみると、素のビールに変化ないのに、ドリアンビールはパンパンです。
この後30分ほど様子を見ましたが、このまま変化がなかったので終了しました。
なんてたって、ドリアンビールが、ドブ川みたいでとても不快です。
検証結果
結論:「ドリアンとビールを一緒に食べると、マジやばそう」
小学生の夏休みの研究みたいなレベルでしたね。
得られたことは、結局根拠の無い「マジやばそう」。
マジやばそうなのを確認できただけ、ま、いっか。
今回の検証にかかった費用
- ドリアン:約60バーツ
- ビール2缶:66バーツ
部屋が臭くなる確立:100%