国際結婚は何かと大変そうと思われますが、実際、大変です。
僕や嫁だけではなく、両親や親戚も大変です。
僕の田舎の富山、嫁の田舎のウボン、物理的な距離もあり、顔合わせするのも超一大イベントでした。
両親同士の初顔合わせは、嫁の実家のウボンで会うことになりました。
結婚式をウボンでやることもあり、下見も兼ねて僕の両親が、嫁がどんなところで育ったのか一目見ておきたかったそうです。
ベトナム料理の香草に、えづく父
富山在住の僕の両親がウボンまで来るには、東京とバンコクで乗り換えなければなりません。
元気なうちしか来れないですね。
さすがに富山からウボンまで、1日で行くのはしんどいので、バンコクで1泊してからウボンへ飛びました。
ドンムアン空港までタクシーで行きましたが、運転が荒くて「もう二度とタイのタクシーには乗らない!」と言って車酔いしてました。
僕らからすると、かなり安全運転なほうのドライバーだったので、こういうのをタイ化と言うんでしょうか。
さて、ウボンについて両親同士の初の顔合わせです。
母親は覚えたてのタイ語を言いたくてウズウズしすぎたのか、「こんにちは」と言いたい場面で
コッ・プンプン・カー!
「ありがとう」って意味だし、「プンプン」してるし、僕はあえてツッコまずにスルーしました。
嫁の両親は微笑んでいました。
さて、ウボンについたのがお昼時だったので、早速食事に行きました。
ウボンですが、ベトナム料理屋さんに来ました。
香草をお好みでちょっとずつ取って、一緒に食べる料理でした。
父親はパクチー初体験にも関わらず、1本まるごと口にして「オエッ」とえづいていました。
ちょっとずつ食べるもんやと言うても聞かない頑固頭です。
バジルもあったのですが、元々バジルが苦手なのに、またまるごと口にして「オエッ」とえづいていました。
還暦すぎるとこうなるんでしょうか。
父親はタイ米のチャーハン(カオパッド)がお気に入りらしく、タイ滞在中に30回ぐらい「タイ米はチャーハンにすると合う!」と連呼していました。
母親はおもむろに、富山から持ってきたお土産のマス寿司を広げだしました。
これまで数えきれないくらいマス寿司を食べてきているにも関わらず、切り分けるのが超下手でした。
今回行ったウボンのベトナム料理屋さん
「ゴルファーハウス」
ワットノンブア(お寺)へ観光
ウボンでは、ショッピングモールと併設されている、SUNEE TOWERに1泊しました。
室内はとてもキレイで高級感があり、いいホテルでした。
窓からの景色は、田舎感が前面に出てきます。
ウボンの観光名所のひとつ「ワットノンブア」が見えます。
ルームサービスでコンドームが100バーツだったんですが、、、
ホテルスタッフがどんな気持ちで持ってくるのか、頼んだ人はどんなシチュエーションでオーダーするのかとか考えだすと、、、、やめましょう。
窓から見えるワットノンブアに行ってみることにしました。
改修したばかりで、日差しをかなり反射して眩しい。
中も綺羅びやかで眩しい。
お供え物を買って、お参りしました。
関節にガタがきている父親は「アタタタタ」とケンシロウみたいでした。
以前、ワットノンブアに来た時は、あの有名な消臭剤がお供えしてありましたが、今回はありませんでした。
ウボンのインド様式の寺院「ワット・ノン・ブア」の中にお供えされていたのは、あの消臭剤!
結婚式会場の下見
さて、僕の両親がウボンに来たメインの目的、「結婚式会場の下見」です。
今回お世話になる会場は、結婚式用の会場ではありません。
僕たちが初めて結婚式をするそうです。
ここのオーナーは、別荘のような用途のためにここを建設したそうな。
しかも、建物の壁などは、アユタヤからわざわざ取り寄せたものなんだとか!
1階は、宴会ができるスペースがあります。
家具や調度品にもこだわりが見られました。
2階は、高床式の住居がいくつかあります。
この壁など、建材をアユタヤから運んできたそうです。
さらに!建物のなかに実際に泊まれるそうです!
今はまだ一般に宿泊施設として公開していないそうです。
エアコンがついているので、暑さ対策もバッチリです。
結婚式の時は、宿泊はしませんが、とても雰囲気が良いので、両親たちもとても満足していました。
結婚式本番が楽しみですね。