駐在員にとって、悩みの一つであるのが日本に一時帰国する際の通信手段。
今回は、日本で使えるポケットWiFiのFujiWiFiを実際に使ってきてみました。
2015年1月当時の記事ですので、情報が古くなっています。ご注意ください。
なぜポケットWiFiを選ぶのか
最近では、バンコクでも日本で使うためのSIMカードが販売されていますが、ポケットWiFiは未だにニーズがあるようです。
SIMカードの場合は、基本的にSIMカードを入れた端末のみの利用しかできませんが、ポケットWiFiの場合は、複数台の端末で1つのデータ通信回線を共有することができます。
出張で日本へ一時帰国されるビジネスマンにとって、出先でPCとスマホを利用されるケースが多いと思われます。
この場合、SIMカードよりも、WiFiポケットのほうが良いでしょう。
また、最近では、日本へ旅行へ行くタイ人グループで利用されるケースもあり、複数人でWiFiポケットを共有するといったニーズにも合致しているのがポケットWiFiです。
ポケットWiFiを選ぶメリット
- 複数台で1つの回線を共有できる
- SIMカードの入れ替えが必要ない
- 端末のSIMロックの問題が関係ない
- 端末側の設定不要
- 日本に着いたらポケットWiFiの電源を入れて、パスワードを入力するだけで利用可
今回は、最も安いクラスのFuji WiFiを実際に日本で使ってきてみました。
Fuji WiFiの特徴
受取・返却が楽チン!
Fuji WiFiは、ポケットWiFiをタイ国内で受け取れます。BTS沿線、スワンナプーム空港、その他近辺であればデリバリーもしてくれます。
日本に着いてからデータ通信手段を確保しなくてよいので、安心して日本行きの飛行機に乗れます。
私はオフィスがBTS駅に近かったので、オフィスにデリバリーして頂きました。
制限なし!
タイで販売されている日本で使えるSIMカードは、1日の通信容量などが制限されているものがありますが、Fuji WiFiは、そのような制限がなく、何メガでも何ギガでも無制限で通信することができます。
複数台で共有することもできるので、通信しすぎて、あんたのせいで通信容量がオーバーした!などといったケンカになりません(笑)
日本人スタッフのサポート
日本人による運営体制が整っているため、オーダーから受け渡し・返却、その他問い合わせは日本人が窓口となっているので安心です。
日本からIP電話による対応も可能なので、万が一WiFiが繋がらなくなった場合も対応してくれます。
出発前日と帰着翌日は無料
ポケットWiFiを受け取ってから、タイ出国の前日の利用料は発生しないので安心です。
返却時も、タイ到着翌日までの利用料は余計にかかることはありません。
ノーマルプランの特徴
今回利用したプランは、ノーマルプラン。
1日120バーツから利用できます。8日目以降は、1日60バーツとなります。
通信速度は早くないですが、早さを特に求められないのであれば、とてもリーズナブルに日本でのデータ通信を利用できます。
スマホもしくはタブレットでの利用のみならば、ノーマルプランで大丈夫ですが、パソコンでの利用をされる場合は、一度の通信容量が大きくなりがちなので、通信速度が遅くなってしまいます。
パソコンでの利用される場合は、ノーマルプランではなく、ハイスピードプランをおすすめします。
モバイルバッテリーもあると安心
ポケットWiFiの弱点といえば、バッテリーの問題。
スマホなどの利用端末とは別に電源が必要となるため、ポケットWiFiの電池がなくなっては、使えなくなってしまいます。
Fuji WiFiでは、1日50バーツのあんしん保障パックに加入すると、モバイルバッテリーのレンタルもできます。
ポケットWiFiをなくしたり、壊してしまったとしても弁償代金がかかりません。
私も1日外に出ていると、早い時はお昼ごろにポケットWiFiの電池がなくなってしまっていたので、モバイルバッテリーの携帯は必須でしょう。
2015年1月当時の記事ですので、情報が古くなっています。ご注意ください。