2014年12月13日、タイサッカーリーグ・Division2(3部リーグ相当)のタイホンダFCが、リーグ昇格を賭けた試合で、ロスタイム残り約5秒というギリギリで、ゴールを決め、リーグ昇格を決定させました。
こんな劇的なゴールで締めくくる試合は、滅多に見れません!
ハイライト動画がアップされています。
この感動が少しでも伝わると思います。
試合は今シーズンで最も多い観客が集まり、観客席がタイホンダの赤い色で埋め尽くされました。
スタジアムを囲うように仮設の観客席も設置されていましたが、満員でした。
応援もいつにも増して気合入っています。
ハーフタイムの合間には、日本人チアのサリーズチアによる応援もありました。
試合は、前半タイホンダが1点先制し終了。
後半にこのまま逃げ切れるかと思っていたところ、鮮やかなシュートをきめられ同点。
この試合に勝たないと昇格がほぼ不可能であったため、同点引き分けでは昇格ができませんでした。
そんな重い空気のなか、なかばあきらめムードが漂うロスタイムに突入。
ロスタイムも終わりつつある瞬間、おそらく観客のほとんどが、来年も同じリーグのタイホンダを応援することを頭に浮かべていたでしょう。
選手達もあきらめていたかもしれません。
何度もこれが最後のチャンスかもしれないパスを見たでしょうか。
正直、最後のシュートが入った瞬間は信じられませんでした。
シュートが入った次の瞬間、ピッチになだれこむタイホンダサポーター
抱き合う選手たち
残り5秒で勝越し、昇格を決めるシュートで幕を閉じた今回の試合。
こんな劇的な試合はなかなか見ることができません。
昇格を決めたタイホンダFC、来季は昇格してDivision1のリーグで戦います。
そしてさらに上のリーグである、タイ・プレミアリーグへの昇格を目指します。
また、ホームグラウンドは今季のキングモンクット大学ラカバンのスタジアムから移転するそうです。
まだ新しいホームグラウンドは決まっていないそうです。(2014年12月現在)
こんな劇的な試合、この試合のために1年を戦ってきた選手と関係者に感謝致します。
来季も応援していきます!